犬にも様々な性格があります。明るくて人懐っこい犬、やんちゃで甘えん坊の犬、穏やかで温和な犬など、いろんな性格の犬がいます。また、子犬時代は落ち着きが無くて、やんちゃで飼い主さんも手を焼いていたのに、成長と共に落ち着くこともあります。しかし、逆にやんちゃが過ぎて乱暴な性格になってしまう犬もいます。今回は、落ち着きが無い犬の対処方法をご紹介します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
犬の性格
犬を飼う時には、犬種や性格、性別などをきちんと調べてご自分の性格や生活スタイルに合っている犬を選ぶという方が多くいらっしゃいます。好きな犬種がいて、同じ犬種の犬を何代も飼うという方もいらっしゃるでしょう。そこで、よくあるお悩みに「同じ犬種なのに性格が全然違う」という事です。
確かに、大型犬は「比較的穏やかな性格」だったり、ある小型犬は「甘えん坊」などと言われることはありますが、必ずしもみんながそうという訳ではありません。人間の性格でも「A型の人は、まじめで几帳面」とよく言われますが、大雑把な性格のA型もいます。犬の性格も、其々違うと思ってください。
落ち着きが無い犬の対処方法
すぐに飛びついてきたり、体当たりしたり、噛みついてばかりいたり、落ち着きが無い犬も、きちんと対処すれば解決することが出来ます。
やってはいけない事に対して、はっきりとわかりやすく伝えるということを行いましょう。
落ち着きのない犬でお困りの方の中には、その都度対処していたのに治らないとおっしゃる方もいます。しかし、その理由は、中途半端な対応をしてきたからかもしれません。
中途半端な対応で犬に伝わらなければ、意味がありません。飛びついたら、その場ではっきりと伝えることが大切です。
そこで注意して頂きたいことは、感情的にならないという事です。感情的に威圧してしまうと、萎縮してしまうだけになる可能性があります。伝える時には、常に冷静な態度を取るようにして下さい。
まとめ
犬の性格は様々です。でも、どんな性格の犬でもはっきりと伝えてしつけを行うと、必ず答えてくれます。今は落ち着きのない性格でも、大きくなれば落ち着くだろうと思っていても、そうとは限りません。飛びついてはいけない事、噛んではいけない事を冷静に伝えましょう。飼い主さんが良き理解者であることが伝われば、きちんと聞いてくれるはずです。