小型犬と大型犬で最も違う点は、一目瞭然大きさです。小型犬は甘えん坊で、大型犬はおおらかだと言われていますが、犬によっても性格は様々です。しかし、大きさと重さの違いは明らかです。大型犬と小型犬を一緒に飼う際には、気を付けて頂きたい事がいくつかあります。小型犬がケガをしないためにも、注意点をご紹介しましょう。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
遊ぶ時は要注意!
小型犬と大型犬の多頭飼いをする時に、最も気を付けて頂きたいのは、一緒に遊ぶ時です。
大型犬と小型犬は、大きさも体重も大きな差があるため、大型犬は遊びのつもりでも小型犬がケガをしてしまう可能性があります。遊び方の調整は、大型犬の方が重要です。
先住犬が小型犬で、後から迎え入れる犬が大型犬の子犬であった場合には、先住犬との体重差や大きさの差はほとんどない、もしくは大型犬の子犬の方が大きいかもしれません。そして、成長と共に差が開いていき、少しの力でも小型犬にケガをさせてしまう恐れがあります。
しつけ方法
大型犬の子犬のしつけを始めましょう。ルールは遊びながら始めると良いでしょう。遊びながら、体全部を触ることが出来るように、嫌がる場所を作らないお手入れの対策を行います。また、トイレの場所もきちんと決めて、決められた場所以外では排せつしないように教えます。
お散歩のトレーニングは、ワクチン接種を行ってからにしましょう。ワクチン接種をする前に外へ連れ出す場合には、抱っこして連れ出しましょう。
まずは、静かな場所に連れて行き、徐々に車が通る場所⇒工事など大きな音がする場所と、大きな音がする場所へと連れて行って下さい。もし、犬の反応が薄くても、犬が考えることが大切です。出来るだけ、外に連れ出してあげましょう。もし、飼い主さんが忙しい場合には、短時間で回数を多く連れて行ってあげれば問題ありません。