犬を飼いたいと思った時に気になることの一つとして「しつけ」が挙げられます。
どのタイミングで、どのように始めたらいいのか?気になるのではないでしょうか?
そこで、プロのドッグトレーナーが犬のしつけのタイミングについて、解説します!更に、しつけの方法についても紹介します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
Youtubeのコメント欄に頂いた質問
犬のしつけハグのYoutubeコメント欄に頂いた質問です。
「初めて犬を飼うのですが、犬のしつけ教室にはどのタイミングで通ったらいいですか?」
犬のしつけハグでのしつけ
犬のしつけハグでは、最初にカウンセリングを行います。
一度わんちゃんの状態を見させて頂き、最善の方法を提案させて頂いています。
しつけのプラン、費用、トレーニングの進め方などについて詳しくお話をしています。
最近は、犬を飼い始めて直ぐに犬のしつけハグにお問合せを頂く方が増加傾向にあります。
ワクチン接種1回目程度の早い段階でのお問い合わせです。
飼い主さんの意識が変わって来たのではないかと思います。
犬のしつけを検討する3つのタイミング
犬を飼う前
犬を飼う前に、既にしつけのことを考える意識高めの飼い主さんが増えています。
迎え入れを考えている犬種や環境をお伝えいただき、質問をされるケースが増えています。
犬を飼い始めてすぐ
犬を飼い始めてすぐ、ワクチン接種が全て完了していない時期にお問合せいただくケースも増えています。
子犬の段階でのしつけを希望される飼い主さんが多くいらっしゃるということです。
先住犬がいてしつけに関する後悔がある方は、次に迎え入れるわんちゃんには早い段階でのしつけを望まれるという方もいらっしゃいます。
犬に問題行動が出た時
犬を飼っている中で、問題が起きてから困り果ててプロのしつけの依頼をするというケースです。
実は、以前は問題行動が出てからしつけを行うというケースが多く見受けられました。
飼い主さんの手に負えなくなり、プロの手を借りるというパターンです。
犬のしつけハグおすすめのトレーニング開始時期
犬のトレーニングの開始時期を決める際、最優先されるのは犬の健康です。
そのため、犬のしつけハグではワクチン2回接種後にトレーニングの開始可能です。
動物病院によっては、2回で良いところ、3回接種しなければならないところなど様々です。
子犬のワクチンプログラム、狂犬病(1回)と混合ワクチン(2~3回)が完了するのは生後4ヵ月が経過してしまいます。
ワクチン接種の完了を待ってしまうと、トレーニングしやすい時期が過ぎてしまいます。
犬のしつけハグでは、トレーニング開始に最適な時期を逃さず、犬の健康面も考えてワクチン接種2~3回直後(生後2~3ヵ月)をおすすめしています。
ただし、一般的に犬が一番かわいい時期です。
飼い主さんも愛犬と離れたくない時期になるため、少し先延ばしにしたいと考える方が多いのです。
お預かりする方としては心苦しいのですが、家で問題が発生する前にしつけをすることをおすすめします。
犬への負担が少なく、しつけも入りやすい時期です。
飼い主同伴の犬のしつけ教室はあるの?
「愛犬が一番かわいい時期に一緒にいたい、でもしつけに最適な時期を逃したくない」飼い主同伴のしつけ教室はないのか?という疑問が湧きます。
犬のしつけハグでは、飼い主も一緒に通うというプランはありません。
- 一定の期間お預かりする
- 幼稚園のように毎日決まった時間お預かりする
- トレーナーが伺う出張トレーニング
- 以上の3つのプランをご用意しています。
しつけ教室によっては、飼い主さん同伴可能なところもあるかもしれません。
飼い主さんの希望に合ったしつけ教室、相性の良いトレーナーを探してみてください。
自分で犬のしつけを行うことは可能?
犬のしつけ教室に通わずに、自宅で自分で犬のしつけを行うことは出来るのでしょうか?
プロのドッグトレーナーからしつけの方法を教えることはできます。
正しいやり方でしつけを行うことはもちろんですが、しつけに要する時間も長さもとても大切です。
犬に関わることができる時間やコツを理解しているかがとても重要です。
例えば、日中仕事をしていて家を空けている飼い主さんが、帰宅後に毎日1時間のしつけをおこなっても、全く進まないでしょう。
指示語を教える程度なら、可能だと言えます。
トイレトレーニング・噛み癖や吠え癖の改善は、ある程度の期間を設けて徹底して教える必要があります。
一度はプロのトレーナーに犬の性格や状態を見てもらって、犬に合った方法で進めることが確実です。
ネットや本の情報だけで試すことは危険です。
愛犬に合わなかった場合、改善しないだけでなく悪化する可能性があるため、ご注意ください。
プロがしつけを行った方が良いのですが、自分でしつける気持ちは大切です。
犬のしつけの方法は犬によって異なるため、確実にしつけを行うためにはプロの手を借りることが良いと思います。
まとめ
犬のしつけ教室に通い始めるタイミングについて、ご紹介しました。
犬のしつけハグでは、ワクチン接種2回後をおすすめしています。
実際に犬のしつけハグでも、ワクチン接種2回終えた時点でしつけを始めさせて頂いています。
問題行動が起きる前、またしつけが入りやすい時期からの開始が最適です。
飼い主さんご自身でしつけを行うことは不可能ではありませんが、ある程度の時間をかけて集中して行う必要があります。
一度プロに見てもらうことをおすすめします。