犬を飼っている人の多くは、愛犬に話しかけるのではないでしょうか?
「おはよう」などの挨拶はもちろん、人間に話しかけるのと同じように話す人もいるでしょう。犬は人間の言葉を話すことができないのに、ついつい話しかけてしまいます。
愛犬に毎日話しかけ続けるとどうなるのか?について、体験談と合わせて解説します。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
犬との会話
犬を飼っている人にはおわかり頂けると思いますが、愛犬と話す機会が多いのではないでしょうか。
川島トレーナーは、多いです!
「今日は天気がいいね」
「今日もかわいいね」
など、日常的に何気なく愛犬に話しかけています。
皆さんは、毎日どのような話をしているのでしょうか。
川島トレーナーの場合、日々の愚痴を聞いてもらうようなことはありません。
例えば、自分の方に走ってきたら「何を考えているの?」と話しかけてみたりすることが多いです。
犬の行動に対して話しかけています。
こちらから犬に話しかけても、犬からの回答を得ることは出来ないのですが、聞いているような態度やリアクションは取ってくれるので、見ていて楽しいです。
おそらく犬は人の言葉を理解しているわけではないのですが、感情を読み取ることはできると思います。
楽しい話をしているのか、落ち込んでいて話しかけているから一緒に落ち込んでくれているように見えます。
犬の癒し効果
川島トレーナー調べによると、犬には癒し効果があります。
犬とコミュニケーションを取ると、幸せホルモンと呼ばれている「オキシトシン」が、人間にも犬にも分泌されると言われています。
毎日犬に接し、犬に話しかけている中で、幸せホルモンが分泌されていることを実感しています。
人と話している時よりも、幸せホルモンが出ていると感じます(笑)。
犬は言葉を話すことが出来ないので、想像力を働かせて犬が何を考えているのかを良い方向で考えることが多くなります。
自分の言葉に対して犬がリアクションを取ってくれることがよくあるので、理解してくれていると思いやすいことが原因の1つではないかと思います。
更に、抱っこしていると大人しくしていてくれる、呼ぶと来てくれるなどの行動を取ってくれることも理由の1つだと思います。
言葉が伝わらず気持ちで伝えているのも、癒される理由の一つではないでしょうか。
一緒にいると楽しいし、幸せだなと感じるため、幸せホルモンが分泌されていることを実感することができます。
犬に話しかけ続けると犬に変化が現れる?!
犬に毎日話しかけると、犬に変化が現れます。
飼い主さんは、犬の気持ちを理解したい、犬の気持ちがわかるようになりたいと思うのではないでしょうか。
犬も同様に飼い主さんがどういう気持ちなのか知りたいと思ってくれます。
気持ちの現われとして、よく目を合わせてくれるようになったり、人に興味を持ってくれる、近づいてきてくれるようになるなどの変化が現れます。
犬に毎日話しかけることによって、人の様子をうかがうような仕草が多くなります。
例えば、お散歩中に「いい天気だね」「今日は暑いね」などの言葉をかけると、飼い主さんの方を見上げてまるで「そうだね」と言っているような、会話しているようになるのです。
愛犬が、今何を考えているのかがわかるようになってきます。
犬を飼っている方にはわかると思いますが、愛犬に限って言えることなのですが、何を考えているのかがわかるようになるのです。
言葉を交わすことなく、コミュニケーションがとれている状態です。
毎日同じような生活をするため、犬との意思の疎通のようなものができるようになります。
つまり、よき理解者という存在になるのです。
犬と飼い主との意思疎通
犬に毎日話しかけると、人と犬の両法に幸せホルモンが分泌されるので、意思の疎通ができるようになってきます。
犬に話しかけない人と比較すると、意思の疎通が圧倒的にできるようになります。
犬の気持ちがわかるのは、飼い主さん限定です。
恐らく、他の人に愛犬の気持ちを理解することは難しいでしょう。
犬は、「お散歩に行きたい」「水が飲みたい」などのシグナルを飼い主さん限定で出すことができるのです。
そして、飼い主さんと犬との信頼関係を築くことができるのです。
ただし、犬の要求が通りやすいと思われないように注意してください。
犬に話しかけるなどのコミュニケーションを取ることは、とても重要です。
何かあった時に、愛犬が不安にならない・飼い主を信頼できるようになるなどに繋がります。
犬に話しかけることによって、犬の問題行動を解決することにもなります。
犬に毎日話しかけることは、一石二鳥だけでは足りず三鳥にも四鳥にもなるのです。
まとめ
愛犬に毎日話しかけるとどうなるのか?について、説明しました。
犬に毎日話しかけることは、とても大切です。
犬が人間の言葉を理解しているのかは定かではありませんが、リアクションを取ってくれるようになります。
毎日続けるうちに、飼い主さんも犬の気持ちが理解できるようになってくるのです。
人が犬と接すると、人と犬のどちらにも幸せホルモンと呼ばれている「オキシトシン」が分泌されます。
犬と一緒にいると癒されるのは幸せホルモンが出ているからなのです。
犬とコミュニケーションを取ることによって、信頼関係を築くこともできるため、犬に毎日話しかけるのはいいこと尽くしなのです。