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わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

犬と生活をしていると、日々犬の行動に対して疑問に思うことがあります。
トイレの失敗や噛みつきなどの問題行動だけでなく、小さな疑問や質問もあると思います。
犬がより快適に過ごすために知りたいことも多いでしょう。
今回は、飼い主さんから頂いた質問2つにドッグトレーナーがお答えします。

記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵

Kawashima

Profile 川島 恵 ドックトレーナーとして12年目の令和元年に東京の世田谷区と文京区にあるドッグトレーニング犬のしつけ教室をオープン。 『スッキリ』(日本テレビ系)犬のしつけ専門家として出演電話出演。 テレビ東京「どうぶつピース!!」に出演。「おやつ、おもちゃ無しのしつけ」でドッグトレーニングする犬のしつけの専門家

質問1:垂れ耳の犬種についての質問

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

質問内容

垂れ耳のうちの子が食事する際、勢い余って自分の耳を汚しながら食べます。

あとそのまま耳を噛みそうで怖いです。

何かいい対策はありますか?

耳を汚さない方法

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犬の耳の毛が長くて汚してしまうのであれば、切ってしまうことをお勧めします。

耳の毛だけを短く切ってしまうと、バランスがわるくなったり見た目がよくなくなってしまうかもしれません。

犬の耳の毛だけが長い場合、垂れ耳の犬種で耳が長い場合も同様の方法で解決することができます。

対策法として、犬用のスヌードを使っている方が多いです。

人間が前髪を上げる時に使っているヘアバンドのようなものです。

スヌードを使うことで、犬の耳が前にくることを防ぐことができます。

他には、耳を頭の上で結んで止めるという方法もあります。

食事の前に、飼い主さんが犬の耳が前にこないようにしてあげことで、耳を汚さずに食事をすることができるので、是非やってみてください。

水を飲む時

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!いつでも犬が水を飲むことが出来るように、犬用の食器に常に水が入っている状態にしている方も多いのではないでしょうか。

水を常に飲み放題の状態にしているのであれば、水を飲む際に耳を汚さないようにすることは難しいでしょう。

食事のように、飼い主さんが都度与えているのであれば、水を飲む際にも対策は可能です。

犬が自分のタイミングで水を飲めるようにするのであれば、食器ではなくウォーターボトルのようなものを使用することで、耳が汚れることを防ぐことができます。

犬の耳の汚れ対策

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犬のお手入れ項目として、耳を清潔に保つことは必須です。

汚さないようにすることも大切ですが、毎日お手入れをすることできれいにすることができます。

耳の汚れを放置してしまうと、皮膚病に繋がります。

耳の毛だけではなく、耳本体のお手入れを欠かさずに清潔を保ってください。

犬の耳のケア

犬の耳のタイプ

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ご質問を頂いた方の犬は「垂れ耳」ということでしたが、犬の耳は2種類あります。

「垂れ耳」と「立ち耳」です。

垂れ耳の主な犬種は、キャバリア・レトリーバー・ダルメシアン・コッカースパニエル・ビーグルなどが挙げられます。

立ち耳の主な犬種は、ポメラニアン・柴犬・フレンチブルドッグ・コーギーなどがいます。

垂れ耳は、耳の中が蒸れやすいため耳のトラブルが起こりやすいというデメリットがあります。

自宅でできる犬の耳のケア

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垂れ耳、立ち耳と犬の耳のタイプは関係なく、1週間に1~2回は耳のケアを行いましょう。

耳のケアの方法をご紹介します。

コットンやガーゼに犬専用のクリーナーを染み込ませます。

イヤークリーナーが染み込んだガーゼで、犬の耳を拭いてください。

耳の外と中の両方を優しく拭いていきます。

イヤークリーナーは犬の負担にならないように、天然成分のものを使うといいでしょう。

もし汚れていないのであれば、1ヶ月程度は掃除をしなくても問題ありません。

逆に掃除をし過ぎることもよくありません。

耳を傷つけてしまい炎症を起こす可能性があります。

犬の耳をしっかりと観察して、愛犬に適した掃除をしてあげてください。

犬の耳のトラブル

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耳垢が湿っていて悪臭を放っていたら、外耳炎の可能性があります。

すぐに病院へ連れて行ってあげましょう。

逆に耳垢が黒く乾燥していたら、耳ダニの可能性があります。

強い痒みが出てしまいます。

かいてしまうと傷ができてしまい、傷口から細菌が入ってしまうと危険です。

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病院受診をすることをおすすめします。

もし、犬が耳をかいていたらトラブルのサインかもしれませんので、愛犬の様子をしっかりと見るようにしましょう。

質問2:ストーブに当たっている犬についての質問

質問内容

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飼っている犬がストーブの前で寝っころがり占拠しております。

犬は暑さに弱いと聞いたので、長時間居させないようにしていますが、しばらくするとまたストーブの付近にもどっています。

うちの子はけろっとしていますが、ストーブに当たっている時に何かデメリットなどはあるのでしょうか?

犬は暑さに弱い?

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犬は暑さに弱いとよく言われています。

ここでいう暑さとは、ストーブや炎の熱のことではなく気温が高くなることの暑さです。

熱中症になるリスクがあるような暑さに弱い動物です。

犬がストーブなどの熱さにさらされるとよくないということはありません。

ストーブなどは、近い場所にいることで皮膚に当たってしまうのでヤケドをしたり、毛が焦げてしまうことはあるでしょう。

ヤケドや焦げることを防ぐために、ストーブや熱を発するものの前には柵やガードを着けて対策することをおすすめします。

ストーブの注意点

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!ヤケドや毛が焦げてしまわないように注意してください。

他にも、犬が暖かいところに慣れてしまうと犬の抵抗力が下がってしまいます。

犬が過ごす場所は、人の適温と同じくらいの温度を保つようにしてください。

寒がりの犬種には、服を着させる・靴下を履かせることで対策をすることができます。

洋服を着てお散歩をしている犬をよく見かけると思います。

洋服で防寒をすることは良いことなので、寒さ対策として積極的に活用してください。

ただし、洋服を着なければお散歩をすることが出来なくなってしまわないように注意してください。

こたつもおすすめできません。

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なぜなら、犬がこたつの中に入っていることに飼い主さんが気づきにくいからです。

また、こたつの中で出口がわからなくなり熱中症になる危険性もあります。

犬の体調に合わせることは重要ですが、過保護にならないようにご注意ください。

室内の寒さ対策

ストーブの近くにいるということは、少し寒いのかもしれません。

もし床がフローリングなのであれば、カーペットを敷くなどして冷たい床を避けてあげるとよいでしょう。

さかりやすく震えていたら寒いという証拠ですし、丸まって寝ていても寒い可能性があります。

部屋を暖めてあげる、洋服を着させるなどの寒さ対策を行いましょう。

カメラマンからの質問

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温かい風が出る暖房器具はNG?ホットカーペットはOK?

ストーブなどの熱風が出る暖房器具は、ヤケドや毛が焦げてしまうなどのリスクがありますが、ホットカーペットなら大丈夫でしょうか?

防寒対策として電気カーペット・ホットカーペットを使用するのは良いです。

ヤケドや焦げるリスクもないので安心です。

ホットカーペットを使用する場合には、部屋の広さよりも小さい物を選んでください。

部屋の広さと同等にしてしまうと、犬が暑いと感じた時に逃げる場所がないからです。

部屋の広さよりも小さければ、冷たいフローリングに移動してクールダウンすることができます。

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

寒さに弱い犬種もあります。

寒いと下痢をするなど、体調を崩してしまうこともあります。

防寒対策に使う用品は、犬の様子をみながら選んで頂きたいと思います。

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同じ温風が出るストーブを使っていても、近づきすぎて飼い主さんが心配になるケースもあれば、近寄らず危険がないケースもあります。

ストーブでもホットカーペットでも犬に合わせて選んでください。

エアコンを使用して室温を管理することが理想的です。

まとめ

質問1:垂れ耳の犬種が食事をする時に耳を汚してしまいます。
良い対策方法を教えてください。

 

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

キャバリアなどの垂れ耳の犬種には、犬用のバンド・スヌードを使うことをおすすめします。

食事の際にスヌードを着けて耳が前に来ないようにすれば、食事に耳が付いたりして汚れる心配がありません。

水を常に飲むことができる状態にするのであれば、食器に入れるのではなくウォーターボトルに変えることで、耳が汚れることを防ぐことができます。

アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュコッカーなど耳が長い犬種は、スヌードなどを利用して耳を守ってあげてください。

耳の汚れを放置してしまうと、皮膚病になったりケガをする危険性があります。

質問2:愛犬がストーブに近い位置にいても問題ありませんか?犬は暑さに弱いと聞きますが、大丈夫でしょうか?

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

ストーブの近くにいることで、ヤケドや毛が焦げるリスクがあります。

ストーブを使用する場合には、囲いをするなどの対策をして犬が近づきすぎないようにして下さい。

犬によって、暖房器具を選んで頂きたいと思います。

ストーブに近づきすぎてケガの心配があるならば、ホットカーペットやエアコンを使うと良いでしょう。

震えているなど寒がっている様子がなければ、毛布でも効果的です。

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

洋服を着せる、靴下を履かせるというのも一つの方法です。

ストーブ自体がダメだというわけではありませんが、あまり近づきすぎる場合にはよくありません。

こたつを使用しているご家庭もあると思いますが、犬の防寒対策としてこたつはおすすめできません。

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

川島トレーナーの考えとして、防寒対策として使用するのはエアコンが理想的です。

冷暖房どちらも使えますし、犬が触れられる場所にはありません。

温度管理もしやすく危険が少ないので、エアコンをお勧めします。

わんちゃんのあるある行動…その対策法をトレーナーが解説します!

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