犬も人と同じで健康管理が大切な事です。人は自分で出来ますし、自分の手に負えない場合は自ら病院に行く事も出来ます。ですが、犬にはそれが出来ないわけですから、飼い主による健康管理が必要不可欠となります。
今回は日常的に行っておくべき健康管理をご紹介させていただきます。
記事監修:犬のしつけハグ 川島 恵
Kawashima
目ヤニを見つけたら拭き取ってあげよう!
人間と一緒で犬も目の周りに目ヤニがついてしまうのは自然な事です。目ヤニをずっと放置してしまうとこびりついてしまい、酷くなってしまうと目を開ける事が困難になってしまいますので毎日チェックしてあげましょう。
ただし、目ヤニを手で取ろうとするのはオススメしません。特にこびりついてしまってたりした時に、爪を立てたりするとケガをさせてしまう恐れもあるからです。
目ヤニを見つけた時には、水でティッシュや脱脂綿を湿らせた物で拭き取ってあげましょう。
歯磨きは毎日してあげよう!
こちらも人間と一緒で歯磨きも毎日してあげた方がいいでしょう。これは歯と歯茎の健康を保つためですから極力毎日行ってあげてください。犬用の歯ブラシを使うのがベストですが、無い時には濡らした脱脂綿なんかを指に巻いて、こすってあげても問題ありません。
耳掃除は定期的に!
犬にとって耳は大切な部位です。人間よりも大きな耳の子だったり、垂れ耳な子であれば、特に気にしてあげた方がいいでしょう。こういった耳を持つ犬だと病気にかかりやすい傾向にあります。脱脂綿で耳掃除を定期的にしてあげると、病気の原因となる耳垢が溜まりにくくなって、感染症などにかかる可能性が低くなります。
シャンプー選びは慎重に!
人間と同じで定期的なシャンプーは清潔を保つ秘訣です。但し、シャンプーの種類によってはフケが多くなってしまったりと合わない物もありますので、安いからと言って市販の適当なシャンプーを使ったりせずに、きちんと犬に合ったシャンプー選びをすべきでしょう。専門家などに相談してシャンプーを選ぶのも一つの手ですね。
ブラッシングを習慣にしよう!
ブラッシングは犬の毛を整えるだけでなく、皮膚の異常やダニ、ノミなどの異変を見抜く事にも繋がります。極々たまにやってるだけでは気付かないかもしれませんが、日常的にしていればちょっとした変化にも気付いてしっかり対処が出来ると言えるでしょう。
健康診断は必須!
人間と同じで犬も歳をとる毎に病気の危険性が高くなってしまいます。老犬になるまでは大丈夫だろうと決して安易に考えてはいけません。我慢強さ故に犬は体調の悪さを隠している事もあります。進行が早い病気もありますので早期発見を心掛ける為に健康診断は必須とも言えます。若い世代であれば1年に1回、老犬であれば1年に2回程受けるのが理想的とされています。特に老犬であれば人間との成長スピードが違う犬だからこそ年に2回というのは決して多いわけではありません。誕生日のお祝いやワクチン接種などの日を健康診断の日としてきちんと決めてあげたりすると良いかもしれません。
まとめ
いずれも人間が日常的にしている事とほとんど一緒ですが、犬は自らこうした事が出来ません。健康管理には飼い主の手が必須なのです。可愛い愛犬の健康を保つ為ですが、これらは飼い主としての責任であり、当然の事と言えますね。
間違っても面倒だからとかまた今度でいいやなどと思わずに、定期的にしてあげましょう。
専門家や獣医師に相談して自分に合ったスケジュールを作成するのも怠らない事に繋がりますから、まずは先延ばしにせずにケアをしてあげる心掛けをしましょう。