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ペットの介護に疲れたらどうする?ひとりで頑張らないで【解決方法3つ】

ペットの介護に疲れたらどうする?ひとりで頑張らないで【解決方法3つ】

小さくてかわいかった犬も成長し、やがて老犬になります。
老犬になると、介護が必要になってくるのですが、それは想像以上に大変です。
どんなに愛情があっても、心身ともに疲れてしまう事もあります。
では、ペットの介護に疲れてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

老犬の介護はどんな事をするの?

犬のお世話も成長と共に、変わっていきます。
老犬の介護には、どのような項目があるのでしょうか?

食事

犬も食べた物で身体が作られ、元気の源となります。

しかし、犬も高齢になると、食欲が低下します。
食欲の低下と共に、消化機能も低下してしまい、栄養が吸収しにくい体になります。
すると、たんぱく質が不足してしまい、筋肉量も減少し、免疫力の低下や貧血などの症状が出ます。
今まで以上に、良質なたんぱく質が必要となります。
少量でも、良質なたんぱく質や鉄分、カルシウムを摂取でき、尚且つ消化の良い物を与えなければなりません。
シニア犬専用のフードは、これらを考えて作られているので、適量をしっかり食べる事が出来れば問題ありません。
しかし、食欲が低下してしまった愛犬に適量を与える事は難しい場合もあります。

■ご飯の与え方

食が細くなってしまい、一度に少しの量しか食べられない場合には、1日分の量を数回に分けて与えて下さい。
お湯やスープなどで柔らかくして与えると、同時に水分も補給することが出来て、一石二鳥です。
首を下げて食べる事が困難になってきたら、足腰にかかる負担を減らすために、食器を食べやすい高さに置いてあげて下さい。

排せつ

老犬は、トイレの我慢がしづらくなったり、目が悪くなる事で、粗相をしてしまうことがあります。
特に、お散歩時などの外でしか排せつが出来ない犬には、室内で排せつが出来るようにしておくことをお勧めします。
高齢になってからのトイレトレーニングは、少し時間がかかってしまう可能性が高いのですが、室内でトイレシートで排せつ出来るようにしておくと、犬にとっても飼い主さんにとっても負担を減らす事ができます。

状況によっては、犬用のおむつを利用するという方法もあります。
犬用のおむつを使用する場合には、かぶれてしまう可能性があるので、注意しましょう。

運動

若い時には活発だった犬も、高齢になると動きが鈍くなり、寝ている時間が多くなります。
動く事が少なくなると筋力が落ちて関節の動きも硬くなってしまい、より動くことが億劫になってしまいます。
お散歩に行く回数も減って、家で寝ている時間が長くなってしまうと、刺激の少ない生活になり、認知症にかかる危険性も出てきます。

無理のない範囲で、外の空気に当たり体を動かす事で、体や脳に刺激を与える事が出来ます。
犬のペースに合わせて、ゆっくりと歩くようにして下さい。

睡眠

老犬になると、寝ている時間が長くなります。
昼間は飼い主さんの声がするリビングを好み、夜もまた飼い主さんの近くで寝たがるようになります。
犬は高齢になると寂しがりやになり、家族と一緒にいる事を好むようになります。
もし可能であれば、犬が安心して寝られる場所を、家の中に数カ所作って頂くと良いでしょう。
また、老犬になると体温調節が難しくなるので、エアコンなどを使用して室温には気を付けて下さい。
人間にとっては少し寒いくらいが犬の適温なのですが、老犬になると寒さに弱くなる場合もあるので、犬の様子を確認してください。
温度の他にも、湿度にも配慮が必要です。
犬は暑さだけでなく湿気にも弱いので、湿度は50~60%程度に保つようにして下さい。
昼と夜が逆転してしまい、夜鳴きをする場合があります。
夜中に幾度となく起こされてしまうので、飼い主さんも疲れてしまいます。
昼間、少し外の空気を吸うためにお散歩に連れて行き、お日様を浴びることで、体内時計の調整をしてあげましょう。

老犬の介護に疲れてしまったら

家族に打ち明ける

老犬の介護は、出来るだけ家族全員で行う事が好ましいのですが、どうしても1人に負担がかかってしまう傾向にあります。
夜中に夜鳴きで何度も起こされてしまい、昼間は排せつの失敗の片づけ、食事の介助など心身共に疲れ切ってしまうというケースは少なくありません。
まずは、家族に打ち明けましょう。
現在の状況を話して、どのような所が辛いのか吐き出しましょう。
家族に話しにくいという方は、お友達でも構いません。
1人で抱え込まないようにして下さい。

プロにお願いする

老犬ホームをご存知でしょうか?
短期、又は長期で老犬を預かってお世話をしてくれます。
ペットホテルでは、老犬は預かってくれない事がありますが、老犬ホームは介護の必要な犬も預かってくれます。
病院と提携をしているところも多いので、持病を抱えている老犬でも安心して預ける事が出来ます。
飼い主さんが体調を崩してしまう前に、まずは短期間でもプロにお願いするという選択肢があります。

ペットシッターを利用する

自宅に来て、老犬のお世話をしてくれるペットシッターというサービスがあります。
自宅なので、愛犬もいつもと同じ環境で過ごすことが出来るため、安心です。
また、飼い主さん自身も様子を見ることが出来るという点も、安心です。

まとめ

老犬のお世話をする事は、とても大変です。
1人で抱え込まずに、まずは家族に話しをしてみて下さい。
家族の中で役割分担をしたり、1人に負担がかからないように出来るかもしれません。
また、プロにお世話をお願いするという選択肢もあります。
愛犬の為にも、お世話をする飼い主さんの為にも、無理のないように取り組みましょう。

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